依存するのが怖い。
私は、依存するのが怖くてタバコにもお酒にも手を出せない。もう、彼氏は作らない。
友人関係は程よく離れた距離、高校を卒業した今、1年に1回会ったり会わなかったり。お互いに連絡を取り合うことも少ない。おかげで依存せずに済んでいる。
元々、私が人と距離をとるタイプであったことも影響してるかもしれないが、それは置いておこう。
依存。私は、きっと依存しやすい。自分の経験からと言うより遺伝的に考えて、である。
父はニコチンとカフェインに依存してる。父方の祖父はニコチン依存が凄かった。癌になっても吸っていた。隠れて父や叔父のタバコの吸殻で吸うこともあった。そこまでするのかとなんだか悲しくなったのを覚えてる。
母方の祖父はアルコール依存症だ。止めなければ1日に一升瓶だけではすまないだろう。経済的にも宜しくないな、これ。
日本酒を飲みすぎた故に糖尿病になった。糖尿病になったから仕方なく日本酒を焼酎の水割りにした。酒を変えたからいいだろうと朝から酒を飲んでる。無意味だ。飲む回数ふえちゃってるじゃねーかよ。
そんな血が私には流れてるのだ。絶対、酒やタバコを始めたら依存する。依存する自信しかない。
だから、タバコは手を出せない。お酒は勧められたらちょっと飲む程度。勧められることもまずないので今のところ困らない。
そんな私に彼氏が出来た時、付き合いだしの彼はいった。「依存していいよ。むしろしてよ。してほしい。」その言葉に私は、甘えて依存してしまった。時が2年とたって彼は言った。「依存は良くない。治そう。」
は?って感じである。因みに彼も私に依存してるように感じる時が時たまあった。共依存のような言葉もよく吐いた。なんなんだお前。
まぁ、彼氏なんて初めてできたから距離感が近くなりすぎた故に依存したのかもしれない。受け入れてくれる彼に甘えたのかもしれない。
もう一度、恋人を作るのは依存しそうで怖い。
恋とやらはよく分からないからそのうち恋をすることが出来れば恋人を作るかもしれない。その時は依存しないように頑張ろう。
とりあえず、依存してしまいそうなので今の私はタバコも酒も恋もするつもりはない。